子宮がんとは
子宮がんには大きく2種類
子宮がんは、がんができる場所によって、大きく2つに分けられます。子宮頸部(子宮体部を支えている部分)にできる「子宮頸がん」と、子宮体部の内膜にできる「子宮体がん」です。双方各部位に悪性の腫瘍ができる病気ですが、それぞれ発症条件、治療法などが異なります。
子宮頸がんでの死亡は減少傾向
子宮の下、膣に続いている細長い入り口部分を子宮頸部といいます。子宮頸がんは、膣から頸部への入り口に多く発生します。組織型により、大きくは、腺がんと扁平上皮がんに分類されます。皮膚の部分ががん化したものが扁平上皮がん、粘膜ががん化したものが腺がんです。
日本人のがんで亡くなる人は年々増加していますが、子宮頸がんで亡くなる人は年々減少しています。これは、子宮がん検診が普及し、早期発見がなされるようになったためだといわれています。
子宮頸がんが減少しているもう一つの要因は、衛生状態が大変良くなったためです。子宮頸がんはウイルス性ですので、その感染が減少したと考えられています。
子宮体がんの発症は増加傾向
子宮体がんは、子宮の奥、体部とよばれる部分にできるがんです。50代後半に発症する人が多く、ほとんどが閉経後です。生物学的に大きく閉経後の高齢者に多くみられる分化度の低い(悪性度が高い)がんと、比較的若い人にみられる悪性度の低いがんです。組織型でみるとほとんどが粘膜ががん化した腺がんで放射線治療は効きにくいといわれています。
子宮体がんは増加傾向にあるようです。これは日本人の食生活の欧米化が起因しているといわれています。しかし、この子宮体がんは初期の段階でみつかることが多く、治りの良いがんですので早期発見できれば治る可能性が大いにあります。
死亡率自体は減少しているものの、発生率はそれほど減少していないので、気になる方は必ず病院で検査を受けるようにしてください。








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